ホリエモンの、歯の治療の動画をみたことがあり、健康にかなり気を使っているのは
知ってはいたのですが、胃がんとピロリ菌についても書いているんだと、
Amazon読み放題だったのもあって読んでみました。
胃がんの99%は、ピロリ菌が原因なのだ。
日本では毎年約5万人もの人が胃がんで死んでいる。
胃がんに関していえば、ピロリ菌以外を原因としている場合は、たったの0.5%程度しかない。
胃がんとピロリ菌は密接な関係があり、ピロリ菌を除菌することで
胃がんになる可能性を大幅に減らせるという内容で、予防の大事さを気づかせてくれました。
ちなみにウィキペディアによりますと、
ヘリコバクター・ピロリの感染は、慢性胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のみならず、胃癌や MALTリンパ腫やびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫などの発生に繋がることが報告されているほか、特発性血小板減少性紫斑病[5]、小児の鉄欠乏性貧血、慢性蕁麻疹などの胃外性疾患の原因となることが明らかとなっている[6][7][8][9]。細菌の中でヒト悪性腫瘍の原因となり得ることが明らかになっている病原体のひとつである[10]
「ヘリコバクター・ピロリ」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2019年8月3日 (土)
やはり、ピロリ菌がいると悪さをしそうです。
上記の本では、胃カメラや血液検査など、ピロリ菌の検査方法が何種類か紹介されていますが
一番手軽な簡易検査をやってみることにしました。
▼ピロリ菌検査キット
病院に行く必要もなく、便を容器にいれて送るだけと手軽です。
結果もメールで受け取れます。
私の場合は、2週間弱で結果がきました。
陽性
陽性の場合は書面でも郵送されてきます。
ピロリ菌陽性判定後の流れ
医療機関で診療を受け、除菌剤を処方してもらいます。
↓
除菌は7日間、抗菌剤を服用します。
↓
そして1か月後に再検査をしてピロリ菌の除菌が成功しているかを調べます。
↓
除菌成功(80~90%)or 除菌失敗→二次除菌→検査→除菌成功(95~98%)
医療機関での診察は、2013年より除菌も健康保険でできるようになりましたが、胃カメラによる慢性胃炎の病名確定が必要だそうです。
健康保険がきかない自由診療で、ピロリ菌を除菌する薬を出してもらうことも
可能だそうです。
自由診療でピロリ菌を除菌する
胃カメラを飲むのが嫌だったので、自由診療で除菌することを選びました。
そもそも胃カメラが嫌だったので、簡易キットで検査したのですから。
本を読んだ勢いと、軽い気持ちで検査しましたが、
まさか陽性になるとは思ってませんでした。
まずは、自由診療で除菌できるか、病院に電話で問い合わせました。
事務の方は、「自分ではよくわからないので、来院して医師に相談してください」
とのことでした。
病院に行ってみると、その事務の方が電話を覚えていて、スムーズにすすみました。
医師に検査キットのことを話し、自由診療で除菌したい旨を伝え、
検査結果報告書もみてもらいました。
ドキドキしましたが、あっさりと了解していただけました。
「ピロリ菌Q&A」という小冊子をもらい、7日間忘れずに飲み続けることなどの
説明を受けて診察は終了です。
そのあと、薬局に行き除菌薬をもらいました。
あとは、7日間飲むだけです。
自由診療でかかった費用
診察・投薬 4,300円
薬代 1,750円
合計 6,050円
思ったより安く上がりました。
二度目の検査
同じ検査キットを使いました。
除菌治療終了後、4週間以上あけて検査します。
医師からは6週から8週あけるように言われていたので指示に従いました。
無事、陰性で安心しました。
まとめ
50を過ぎているので、胃カメラでの検査も一度やってみたほうがいいのかも
しれませんが、なかなか勇気がありません。
病院に行くのも時間がない、という方には手軽にできるのでいいと思います。
私は除菌を選択しましたが、
ピロリ菌は除菌しないほうがいいという意見もありますので、
医師に相談の上、ご自身にとって最適な選択をしてください。