頚椎症性脊髄症の痙性歩行にバランスボードがいい、という話

リハビリ&筋トレ

頚椎症性脊髄症の手術をした後、大分よくなったものの、
足のこわばりや、痙性歩行とは言えないまでも、
突っ張った感じが残っています。
そのリハビリのために、ジョギングをしたり、筋トレをしたりしています。
少しずつ進歩を感じながら日々過ごしていますが、そんな中、

頸椎症性脊髄症の痙性歩行に対しバランスボードを用いた運動療法の一考察 : 筋電図学的分析
Vol.25 Suppl. No.2(第33回日本理学療法士学会誌 第25巻学会特別号 No.2 : 演題抄録集)

というのを見つけました。こちらによると、

頚椎症性脊髄症患者4名に対し、より歩行場面の中での歩行立脚期の安定性を目的に
バランスボードを用いて足底からの感覚入力によって、
前後方向の動揺に対し中間位で保持させるといった静的バランス訓練を行い、
その結果歩行改善が見られたのでその効果を筋電図学的に分析した。

バランスボードで訓練したら歩行が安定するようになったようです。
さらに、

筋電図学的分析でも、訓練後の下肢筋群筋活動は訓練前と比較して、
腓腹筋において有位に増加し、大腿直筋で増加傾向を示した。


腓腹筋は、ふくらはぎのことです。


大腿直筋は、太ももの前側の筋肉です。

バランスボードは、ふくらはぎに一番効いて、次に太ももの前側に
効いたということです。

不安定板上での静的バランス訓練が下肢筋群筋活動に与える要因としては、
足底筋固有受容器からの情報をフィードバックして
正しい筋収縮である抗重力筋の筋活動が誘発できたためと考えることができる。

バランスボードで訓練することで、
「正しい筋収縮である抗重力筋の筋活動が誘発できた」のです。
足との情報のやり取りがスムーズにできる可能性があるのです。

本研究結果より足底の感覚へのアプローチを考慮したバランス訓練も
本疾患の痙性歩行へのアプローチとして重要であることが示唆された。

手足とも細かいコントロールができなくて、
歯がゆい思いをすることが多いですが、
このバランスボードの実験は、サンプル数は少ないものの、
探し求めているものに近い効果があるようなので、やってみようと思いました!

バランスボードトレーニングの実際


僕の買ったバランスボード(2019年10月13日現在、在庫切れ)

木製で直径40センチです。
表面はザラザラしていて、滑らないようになっています。

フローリングが傷つかないように、マットの上で使っています。

1.バランスボードに慣れる

靴下は脱いだほうがいいです。
バランスを崩しても、すぐ手がつけるような
壁際などにボードを設置します。

ボードに両足でのり、できるだけ真ん中の部分がつくように
バランスをとります。
力まないように注意します。

1分できるように頑張ります。

2.前後左右に動かす

1ができて、慣れてきたら、
ボードをコントロールし、自分の意志で前後左右に動かします。
前後10回、左右10回ぐらいを目安にします。

3.ボードを回す

今度は回してみます。
右に2回、左に2回と交互に回していきます。
5セットを目標にします。

4.片足でのる

片足でボードにのり、真ん中の部分だけがつくように
バランスをとります。

左右1分ずつ。

まとめ

僕は、2018年6月にバランスボードを買って、
今では、片足で1分ずつできるようになりました。

実感として、足首が柔らかくなったような、カクカク感が和らいだような気がします。
しかし、しばらくやらないでいるとカクカク感が戻ってきます。
毎日とは言わないまでも、気が向いたらできる限りやったほうがいいみたいです。

途切れている神経回路をつなぐため、いろいろな角度から
刺激を与えることが大事です。
刺激が単調になってしまいがちなので、
新しいものがあれば様々なものに、チャレンジしていきたいと思います。

 

 

 

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