頚椎症性脊髄症の手術(椎弓形成術)を受ける①手術を決断する

頚椎症

手術はしたくない!

 

頚椎症性脊髄症のため、以前から手足がしびれ走ることもできない状態で、
医者から手術をすすめられていましたが、ノラリクラリと逃げていました。

1年2年と月日が流れていくと、気にはなっているものの、いつか治るんじゃないかとどんどん先延ばしにしてきました。

3か月に1度診察にいっても、「調子はどうですか」「手術したほうがいいよ」
「転ばないでね」と約3分で終わります。

薬(メチコバールとオパルモン)は処方されますが、効果は実感なし。

私の感覚障害と運動障害は障害厚生年金3級に認定されるレベルで、
日常生活に問題はありませんが、仕事には支障があります。

重い荷物は持てませんし、細かい手先の作業はできません。
いつか手術しないとなぁ、と思っていたものの踏み切れずにいました。

障害年金の更新

障害年金の更新のため診断書を日本年金機構に提出しましたが、
記載漏れがあり再提出を求められました。

握力や腕や足の可動域について記載する部分が漏れていました。
診断書を書いてもらった大学病院でその旨説明し、診断書に追記してもらうよう
依頼しました。
依頼したのは9月の上旬です。
受取りは10月の診察時にとのことだったのですが、その時に書類はできていませんでした。
提出に間に合わないので早くしてほしいといってもその日にはもらえず、
後日、別の科(リハビリテーション科)にまわされ計測となりました。 
リハビリテーション科の先生曰く、「本来は診察時に、(整形外科の先生が)書くところなんだけどね」とおっしゃっていました。
 
診断書を修正してもらうのに2カ月近くかかりましたが、無事年金機構に提出できました。
しかし、もし手術するとしたら、あの整形外科の先生にやってもらうのかと一抹の不安が残りました。
まがりなりにも大学病院なので、手術するならここなんだろうと考えていたのですが。。。

転院を決意

年金の件のドタバタで転院を考えるようになりました。
やはり実績が大事だと手術件数を中心に調べました。
家から近いところで手術件数が多いところ。
 
実家から歩いて行けるところにありました。
現住所からは1時間ぐらいかかりますが、
早速紹介状を書いてもらい、実績豊富なその病院の予約を取りました。

お気の毒ですが手術です

MRIのデータや紹介状を持って初診察。
先生の物腰は柔らかいものの圧倒的なオーラが出ています。
これが実績に裏付けされた自信か、と圧倒されます。
問診票には手術はしたくない、と書きました。
 
MRIの画像をみながら、
医師 「お気の毒ですが手術です」
にこやかにズバッ。
 
医師 「手術は50分ぐらいで終わります。午前中手術した人は骨が硬くて90分ぐらいかかりましたが(笑)」
 
医師 「難しい手術ではありません、定型化されたものです
私 「・・・」
 
医師 「転ぶと手足が動かなくなる可能性があるので猶予はありません」
医師 「普通に待つと手術は5月以降ですが、無理やり(スケジュールを)空けるのでので早めにやりましょう」
私 「お、お願いします・・・(呆然)」
 
診察後、入院の説明を受け、採血やCTなどをとり、長年保留していた頚椎症の
問題が一気に動き出しました。

まとめ

手術することになりました。
決まるときはこんなものかもしれません。

医師から言われた印象的な言葉は
「手術を必要以上に恐れませんように」 
でした。

手足が動くうちに手術が受けられることは幸せなことなのかもしれません。

医者って手術した後、半休とったり次の日休んだりするものだと思ってました。
私の執刀医は、月曜から土曜まで 午前手術で午後外来だったり、
午前午後手術だったりと過酷なスケジュールをこなしていました。

その方のおっしゃることですので、ありがたく手術を受けさせて頂きたいと思います。

頚椎症性脊髄症の手術(椎弓形成術)を受ける①手術を決断する

頚椎症性脊髄症の手術(椎弓形成術)を受ける②入院の準備をする

頚椎症性脊髄症の手術(椎弓形成術)を受ける③入院日(手術前日)

頚椎症性脊髄症の手術(椎弓形成術)を受ける④手術当日

頚椎症性脊髄症の手術(椎弓形成術)を受ける 術後1日~術後4日

 

 

 

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